1ヶ月の給料が10万いかなくても幸せ

私の個人的日記を短編小説にしたものです。

日常を打ち消すには頭に一つ付けるだけ

退屈な毎日から逸脱するのは案外簡単で、軽い非日常を作ればいいのである。
それは例えば、懐かしい友人と遊ぶことであったり、普段やらないスイーツ作りをしたりすることだ。
傍から見たら何とつまらない物、というような事だが、本人にとっては日常ではないもの、つまり「非日常」である。
私たちは気づかぬうちに「非日常」に定義を付けているのではないか。
普通じゃないこと、ありえないこと、奇想天外なこと。
それこそが「非日常」であるのだと。
しかし、実際はそうではない。
普段やらないことをしたら、それはもう「日常」を打ち消す「非日常」だ。
だから、私は明日と明後日にはスイーツ作りなんかをしてみるし、中学生のころの友達と遊んだりをしてみる。
折角の休み、私は身近な「非日常」を楽しむのです。